どうも、
ユイナツです。
この記事にたどり着いたということは、
海外旅行計画中の方も多いことでしょう。
羨ましい限りです。
今回は、海外旅行でネットを使うにあたって
海外simである『SIM 2 Fly』について実体験も含めて紹介します。
ちなみに、
私は、インドネシア バリ島に家族3人で4泊6日の旅にて使用しました。
紹介する『SIM 2 Fly』というsimカードは
世界72カ国対応なので、
バリ島以外を予定している方ももちろん大丈夫です。
例えば、
レンタルwi-fiだと、
wi-fi本体、予備の電池パック、
電源コードなど手荷物が増えますよね。
『SIM 2 Fly』は
お出かけ、またアクティブな旅行予定の方には
余分な手荷物というストレスもなく、
もってこいかもしれません。
SIM 2 Flyとは
AIS社が販売しているプリペイド型のsimカードです。
プリペイド型で前払いなので帰国後、
高額な請求が来ることもなく安心して使えます。
ちなみに、
AISは、タイの大手通信事業会社で、日本でいうところの
docomo、au、Softbankなど大手キャリアとお考えください。
公式によると
現在、SIM取り扱いは、以下の3種類です。
商品 | 対応国 | 通信容量 | 有効期間 | 価格 |
アジア& オーストラリア |
18カ国 | 4GB | 8日間 | 399バーツ (約1400円) |
グローバル | 72カ国 | 4GB | 15日間 | 899バーツ (約3200円) |
グローバル | 72カ国 | 15GB | 1年 | 2799バーツ (10000円) |
※2019.4公式HPにて確認時点。
価格も約1400円、3200円とリーズナブルですよね。
購入は、
国内でもAmazon、楽天市場で購入可能です。
※購入する際、
商品名/商品概要に、対応国の数、通信容量にいくつかパターンがありますが、
これは徐々に対応国、通信容量の幅が広がった経緯があるためと思われます。
なお、グローバル 15GB版については、最近提供開始されたもので、
現在、日本では購入できません。
SIM 2 Flyの特徴
簡単に紹介すると、以下の特徴があります。
・世界72カ国/地域で使用可能
・通信容量は4GB or 15GB
(追加チャージも可能)
・有効日数は8日間 or 15日間 or 1年間
・価格がリーズナブル
・デザリング使用可能
・日本でも使用可能
・simサイズが3種類(通常、micro、nano対応)
・データを使い切っても128kbpsにて通信は可能
・チャージなしで音声通話はできない
(LINE電話は大丈夫です)
・タイではチャージしないと使えない
後に使用感も書きますが、個人的には大満足でした。
さて、いくつか補足します。
対象の72カ国/地域とは
【アジア&オーストラリア版では18カ国】
インド、台湾、マカオ、フィリピン、カンボジア、ミャンマー、
ネパール、オーストラリア、インドネシア、カタール、スリランカ
中国(チベットを含む)
【グローバル版ではアジア&オーストラリア版含む72カ国】
アジア&オーストラリア版の18カ国に加えて
セルビア、デンマーク、ブルガリア、マケドニア、メキシコ
リヒテンシュタイン、スロベニア、アルゼンチン、イスラエル
エストニア、ギリシャ、カナダ、サンマリノ、トルコ、ノルウェー
ニュージーランド、オランダ、ベルギー、プエルトリコ、
ポーランド、ポルトガル、フランス、フィンランド、
ドイツ、ロシア、バチカン市国
ウェールズ、スコットランド、スペイン、
スバールバル諸島とヤンマイエン島、スイス、スウェーデン、
アメリカ合衆国(ハワイ含む)
チェコ共和国、アメリカ領ヴァージン諸島、オーランド諸島、
オーストリア、イギリス、イタリア、南アフリカ、オマーン、
アイルランド、北アイルランド、ハンガリー、クウェートNEW!
パキスタンNEW!エジプトNEW!
アイスランドNEW!ブルネイNEW!
いわゆる海外旅行で訪れる先は、概ね網羅してるので、十分すぎます。
私はこれからも海外旅行時には、SIM2Flyにお世話になろうと思ってます。
通信容量について
公式の販売ラインナップによると、
4GB or 15GBと2種類あります。
一般的な海外旅行(1週間程度)であれば4GBで十分です。
私は4泊6日で、結果2GB以上相当余りました。
(残通信容量の確認の仕方は後述します。)
有効日数(利用期限)について
以下の通りになってます。
・グローバル版:15日間 or 1年間
起算のタイミングは、
通信を開始してからです。
具体的には、SIMを自身の端末に差し込み、
データローミング設定をオンにし、
電波をキャッチした時です。
(繋るとSMS案内メールが届きますのでそれが合図と思えばいいでしょう。)
つまり、
日本で事前準備をしていく。
試しに繋いでみる。
なんて時は、
旅行日数を考慮して準備を進めないと、
いざ旅行期間中に有効期間が切れて
ネットに繋げなくなる可能性もあるのでご注意くださいね。
その他、細かいですが、
時差も注意してください。
当SIMカードを取り扱ってるのはタイの会社。
ですので、タイ時刻(日本より2時間遅い)でカウントが開始されます。
SIM 2 Flyの設定(iPhone用)
前提として、SIM 2 Flyを使うには
SIMフリーiPhoneが必要になりますのでご準備ください。
どうも、ユイナツです。 今回は、Y!mobile(ワイモバイル) simロック解除の方法を画像付きで解説します。 格安スマホ(sim購入)への乗り換え検討など、 simフリー化しておく[…]
さて、
simカード設定は簡単です。
iPhoneの場合、3ステップです。
- SIM 2 Flyを購入・用意する
- SIMをSIM 2Flyと入れ替える
- データローミングをオンにする
以下、画像付きで解説します。
準備するもの。
・iPhone
・SIM交換用ピン
・SIM 2 Fly
1.SIM 2 Flyを購入・用意する
今回は、アジア&オーストラリア版4GB 8日間(¥1400)
SIMサイズは
通常、マイクロ、ナノと3種類です。
iPhone5以降であれば、nano simが採用されているので、
ナノサイズまでサイズカットを。
切れ込みが入ってるので問題なく
サイズカットできると思いますが割らないように。
2.SIMをSIM 2Flyと入れ替える
ピンを差し込み、、押す。
続けて、SIMを『SIM 2 Fly』へ入れ替える
※元々使用していたsimは、
絶対、紛失しないように保管してくださいね。
電源を入れ、アクティベートする。
3.データローミングをオンにする
ホーム画面から設定アプリへ。
「モバイル通信」をタップ
「通信のオプション」をタップ
「データローミング」をオンにする
以上で、設定・開通作業の完了です。
日本ではSoftbankの電波を拾います。
通信の開始時、何通かSMSが送られてきますが、
基本は無視でいいです。
追加データ購入は何円です、的なメールでした。
確認すべきは、以下のメールくらいでしょうか。
もし、電波を捕まえない時は、、
APN設定(プロファイルの削除)を試してみてください。
設定関連は以上です。
使用感について
感想
総じては問題なく、
快適に過ごすことができました。
私はこれまで、
レンタルwi-fiでの旅行機会が多かったですが、
レンタルwi-fiのように荷物にもなりませんし、
『SIM 2 Fly』は価格も申し分なく
オススメできます。
が、焦った出来事も。
いざ、デンパサール(ングラライ空港)に到着し、
電源を入れると程なく、
IND TELKOMSELなる電波をキャッチ。
試しにgoogle検索、LINEを使ってみましたが、
繋がらず。。。
なぜか。
理由は分からずでしたが、
30分後くらいには無事にネットを使用することができました。
(ちょっと焦りましたね。
ネットなしの生活を覚悟するか、
ホテルのフリーwi-fi接続して、原因探索か。
街のsim購入するかの選択肢がよぎりました。)
後に口コミ見てみると、繋がるまでタイムラグがあった
方もいらしたみたいです。
もし、その場合は焦らず時間をおいて再トライしてください。
今回は、バリ島の中部に位置するウブドに宿泊しましたが、
電波状況も悪くなく、4G電波を拾い続けてくれていました。
残通信容量の確認方法
1.ダイヤルにて以下を、入力発信ボタンをタップ。
*111*6#
(アスタリスク 111 アスタリスク 6 シャープ)
2.SMSで以下のように送られてきます。
英語は読めなくても数字でなんとなくわかりますね。
「残量は3GB854.9MB、期限は3/24まで有効ですよ〜」
って趣旨ですね。
日本でも使用可能
私の場合、
最終的(帰国時)に通信容量が2GB余りましたが、
余ったものは、帰国後に使用しました。
無駄も少ないですね。
それでも全ては使い切れなかったので、
今思えば、日本でも使用可能なのであれば、
日数に余裕のある15日間のものでもよかったなぁと、、
通信量の節約の小技
4GBパッケージを購入し、
2GB余らせて帰国した私ですが、、、
もし、少しでも通信容量を節約したいという方は、
現地で地図を使用する際、
ナビ(googleマップ)をオフラインにて
使用することを提案します。
googleマップのオフライン使用は意外と知られてませんが、
オフラインでも機能しますので!
改めてになりますが、下記から購入可能です。
まとめ
今回はAIS社の『SIM 2 Fly』を紹介しました。
私としては満足度は高かったです。
冒頭にも書きましたが、
レンタルwi-fiと比較すると、
手荷物が増えることがないですし、
価格は安い。
(大人数で1台をシェアする場合はこの限りではない)
対応国も多く、海外旅行には今後も使用したいと思います。
是非、検討されてはいかがでしょうか。
ありがとうございました。